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エアコンの掃除は自分で可能?やり方や注意点を解説

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2023年02月01日

エアコンは定期的に掃除をしなければ、ホコリが付着して効きが悪くなったり内部でカビが繁殖したりします。
エアコンを掃除する業者もたくさんありますが、費用がかかるために自分で掃除したい方も多いでしょう。

この記事では、自分でエアコンを掃除する方法や注意点、業者への依頼したほうがいいケースなどを紹介します。

 

エアコンの掃除は自分で可能?やり方や注意点を解説

エアコンは自分で掃除できる!上手な掃除方法を紹介

エアコンは、自分で掃除ができる箇所がいくつもあると知っていましたか?
ここでは、自分でできるエアコン掃除の箇所や掃除方法について解説します。
なお、ここで紹介する掃除方法はあくまでも一般的なものです。

エアコンの解説書には、掃除できる箇所の掃除方法が記載されているので、必ず確認してから掃除しましょう。

フィルター|洗浄しホコリを除去する

エアコンのフィルターは、空気中のホコリをエアコン内部に入らないように設置してある部品です。
ほとんどのエアコンはフィルターが簡単に着脱できるようになっており、丸洗いもできます。

メーカーも定期的な清掃を推奨しているので、取り外して丸洗いして乾かし再セットしましょう。
エアコンを常時使う季節は、2週間に一度くらいの割合で掃除すると、エアコンの効きもよくなります。

フィルターの着脱方法は、説明書やメーカーのホームページを確認して確かめましょう。

ダストボックス|お掃除機能のあるエアコンは要チェック

お掃除機能付きのエアコンは、ダストボックスが付いています。
自動で取ったホコリをダストボックスに溜めておく仕組みなので、定期的に中身をチェックしてホコリを捨てましょう。

丸洗いできるなら、中身を洗ったほうが清潔を保てます。
ホコリが溜まったままだと、エラーが出てお掃除機能が正常に作動しなくなるため気をつけましょう。

ダストボックスを外す際は、必ず電源を抜いて説明書で着脱方法を確認してから行ってください。
無理に外すと故障の原因となります。

エアコンカバー|ホコリが積もりやすいため清掃しよう

エアコンカバーは、エアコンの外側を取り囲んでいる外装です。
高い位置に設置されたエアコンは上にホコリが溜まりやすいので、定期的に掃除するといいでしょう。

ハンディモップでさっと撫でるだけでもホコリは取れます。
床に落ちたホコリは掃除機で吸い取りましょう。

見落としがちな箇所ですが、室外機のまわりも掃除できます。
外に設置するので、汚れても問題ない造りになっていますが、定期的に掃除するといいでしょう。

自分で掃除できないエアコンの部品3つ

エアコンの部品の中には、自分では掃除できないものもあります。
個人で発信しているブログや動画では、エアコンの内部も自分で掃除できると紹介しているものもありますが、メーカーが非推奨のものも多いです。

ここでは、プロに掃除をまかせたほうがよい部分を紹介します。

お掃除機能付きエアコンの内部

お掃除機能付きエアコンは、フィンの手前にお掃除をする部品が設置されています。
この部品は、個人では外せません。
エアコンクリーニングを行っている業者も、一部のお掃除機能付きエアコンの掃除は対象外にしているところもあります。

お掃除機能付きエアコンの内部の掃除は、基本的に個人ではできないと考えましょう。
無理に掃除をしようとすると、壊れる可能性もあります。

エアコンのフィン・送風ファン

エアコンのフィンや送風ファンは、自分で掃除できる部品です。
エアコンのクリーナーを使って掃除する方法もあり、ブログや動画で詳細なやり方が説明されてもいます。

しかし、電気系統にエアコンクリーナーをかけたままだと感電する恐れがあったり、洗浄が不十分だと調子が悪くなるかもしれません。
また、汚水が下に垂れるので、対策をしっかりしておかないと部屋が汚れる可能性もあります。

無理をせず、業者に依頼したほうがよいケースもあるため注意してください。

エアコンの内部掃除は自己責任で

エアコンの掃除は、メーカーが推奨している部品のほかは自己責任で行います。
市販のエアコンクリーナーなどを用いて掃除をしてエアコンの調子が悪くなった場合、修理は実費です。

推奨する使い方をしなかったための故障に、保証は適用されません。
場合によっては、保証期間内でも修理費がかかるかもしれません。

エアコンの修理の費用を公開している代金によると、エアコンが運転しない場合の修理費用は23,000~32,000円が目安です。
自分でエアコン内部を掃除する場合、故障するリスクを承知して行いましょう。

エアコン掃除業者へのお得な依頼方法

エアコン掃除は、時期やエアコンの種類によって料金が変わります。
エアコン掃除のハイシーズンは6月~7月初め、もしくは10月終わり~11月半ばです。
エアコンを日常的に使用する季節の直前といってもいいでしょう。

ハイシーズンになると値段が高くなるだけでなく、予約も取れにくくなります。
エアコン掃除におすすめの季節は、3月末~ゴールデンウィーク明けまで、もしくは9月終わり~10月の半ばまでです。

この季節なら、業者もオフシーズンになるのでお得なキャンペーンなどを行うところも増えます。

また、複数の業者に相見積もりを取って地域の相場を知り値引き交渉の材料に使ってもいいでしょう。
このほか、業者によっては数台まとめて掃除を頼むと1~2割ほど安くしてくれるケースもあります。

まとめ

エアコン掃除は自分でできる場所と業者に依頼したほうがよい場所があります。
エアコン掃除を自分で行う場合、基本的にはメーカーが推奨する場所だけを行いましょう。

そのほかの部品を掃除するのは、基本的に自己責任です。
また、エアコン掃除は時期を見て依頼すればお得な価格になる場合もあります。
シーズンオフを狙って依頼すると費用が安く済みます。